私は平成12年に銀行からの出向で当社の経理総務部長として迎えられ、平成18年に転籍。そして翌年に取締役に就任しました。業種内容が全く違うので、当初は戸惑いもありました。しかし、皆さんに好意的に迎えられ、これからもっともっと良い会社づくり、組織づくりのために力を注いでいきたいと思っています。

　まず、中央鐵骨という会社に出会った当初から感じていたことがあります。それは中小企業でもこんなにすばらしい会社があるのだということです。当社は業歴も古く組織もしっかりしていて、客先信用を第一に考え、日々進歩を目指そうとする姿勢が組織全体からひしひしと感じられます。また、企業方針である「ただ大なるを求めず、分を知り、節を曲げず、優れた仕事を納める事を旨とする」を確実に実践してきていることが客先からの信用を得ている証であると感じています。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」と言われるように、当社は小さいながらもきっちりと社会のお役に立つ事の出来る組織であると自負しています。

　 「企業は人なり」という言葉がありますが、正にその通りです。今後も今まで以上に人材教育に力を入れて、社員のレベルアップを目指していきます。当社はベテラン社員も若手社員もみんなたいへん仲が良く、この雰囲気があってこそ先輩から若手への技術の継承が可能となっていきます。中央鐵骨の良さは、アットホームな雰囲気があり、とても面倒見がいいことです。退職された方にもさまざまな形で仕事に関わっていただくような、人間味ある会社です。最近は、資格取得にも力を入れていまして、工場長が直接指導して資格取得のための勉強会も行っていただいています。

　これから社会に第一歩を踏み出そうとする学生の皆さんに私の好きな言葉を贈ります。それは「継続は力なり」です。すぐにあきらめることなく、ひとつのことを永くやっていけば、エキスパートとなり、他からも一目置かれる存在になります。新入社員には必ずその話をしています。
学生の皆さん是非一度、この中央鐵骨へ会社見学にお越しください。外見、待遇面はもちろんですが、社内の雰囲気、社員の動きや目の輝きをあなた自身のアンテナで確認をしてみてください。やる気のあるあなたを待っています。